はじめに(必ずお読みください)
ホーム画面に追加して使ってください。
ブラウザのメニューから「ホーム画面に追加」を選び、追加されたアイコンから起動します。
iPhoneのSafariには「7日間開かないと保存データを消す」仕様がありますが、
ホーム画面に追加したアプリはその対象外になります。ブラウザのタブのまま使うと、
しばらく開かなかっただけで記録や写真が消えることがあります。
観測記録と写真はこの端末の中だけに保存されます(外部へは送信されません)。
ブラウザの「閲覧データを削除」を実行すると消えます。
現場が終わったら書き出しかバックアップを取ってください。
基本の流れ
1. 現場をつくる上の「+」で現場名を登録します。以後、上のプルダウンで現場を切り替えられます。
2. セッションを選ぶ現場の中にセッションを何本でも作れます。チップ(208A など)をタップで切り替え。名前は通日(1月1日からの日数)+A・B・C…で自動で付きます。7月27日なら1本目が208A、2本目が208B。新しいセッションは今日の日付で作られ、観測日を変えると、その日の何本目かに合わせて名前も付け直されます。
3. 観測点を追加「+ 観測点を追加」で1点ずつ記録します。次の点は「複製」を使うと、受信機やアンテナの設定を引き継いだまま追加できます。
TS(光波)モード
切り替えヘッダーの「GNSS|TS」で切り替えます。同じ現場の中に、GNSSのセッションとTSの観測を両方記録できます。データは別々に保存されるので、切り替えても消えません。
観測を追加して方式を選ぶ結合(単路線):既知点から別の既知点へ。始点と終点で取付。
閉合:出発した既知点に戻る。取付は始点のみで、終点は自動で始点になります。
厳密網:最初から3路線を用意します。各路線の始点は既知点(取付あり)、終点は交点です。
路線・新点・取付は自由に増減「+ 路線を追加」「+ 新点を追加」「+ 取付を追加」でいくらでも足せて、不要なら削除できます。始点・終点は「既知点/交点」を切り替えられ、既知点のときだけ取付欄が出ます。方式もあとから変えられます。
新点の入力器械を据えた順に追加します。直前の点番の末尾が数字なら、次の番号を自動で入れます(T1 → T2、T09 → T10)。↑↓で順番を入れ替えられます。入力済みの点番は候補として出るので、交点や既知点の打ち直しが楽です。
高さの記録と計算タブ器械を据えた点ごとに、機械高・取付高・目標高の3つを入れます(始点・新点・終点のすべて)。計算タブの結果は、最後にタップした高さの欄へ送れます。ボタンの表示が「結果を目標高へ」のように送り先に合わせて変わります。
入力もれの表示路線の見出しに、点番・機械高・取付高・目標高・取付点の未入力の数が出ます。すべて入ると「✓ 入力済み」になります(記録を止めることはありません)。
アンテナ高
測定高 + 固定高 = アンテナ高測った高さを入れると、固定高(整準台〜GNSS底面の変わらない値)を足した合計が自動で表示されます。
機材プリセット設定タブで受信機名・アンテナ名・固定高を登録しておくと、記録画面でプリセットを選ぶだけで3つまとめて入ります。
小数桁設定タブで3桁(1mm)/4桁を切り替えられます。
タイマー・アラーム
開始から◯分後に鳴らす分数を選んで「開始」。10〜240分のプリセット、±5分、開始後の+5分に対応。終了の◯分前に鳴る予告アラームもあります。
時刻の自動記録開始時に観測点の「開始時刻」、アラーム停止時に「終了時刻」を自動で入れられます(設定でオフも可)。計測中は対象の観測点が固定されるので、途中で別の点を開いても時刻が入れ替わりません。
アラームはアプリの画面を表示している間だけ確実に鳴ります。
画面を消したり(スリープ)、ほかのアプリに切り替えたり、アプリを終了したりすると、鳴らないか遅れて鳴ることがあります(特にiPhoneは、アプリに戻ったときに鳴ります)。計測中は「計測中は画面を消さない」をオンにして、この画面を表示したままにしてください。大事な観測では端末本体のアラームも併用してください。
写真
撮る観測点カード下の「📷 写真を撮る」でカメラが起動します。長辺1600pxに自動で縮小して保存するので、1枚300KB前後です。1点に何枚でも登録できます。
選ぶ・見る・消すサムネイルの「+」からカメラロールの写真も追加できます。サムネイルをタップで拡大表示、そこから端末への保存・共有と削除ができます。
計算タブ
電卓四則演算・括弧・%。結果は「測定高へ」でそのまま記録に入れられます。
アンテナ高の平均3方向で測った値を入れると平均を出します。
斜距離 → 鉛直高斜距離とアンテナ半径から鉛直の高さを求めます。
時間の計算開始〜終了の観測時間、開始から◯分後の時刻。
書き出し(設定タブ)
まず範囲を選ぶ「このセッション(TSでは「この観測」)/この現場/全データ」を選んでから、下のボタンを押します。
CSV今表示しているモード(GNSS/TS)の表を書き出します。Excelでそのまま開けます。GNSSでは「写真」列に写真のファイル名が入ります。
ZIP(CSV+写真)GNSSとTSのCSV(記録があるもの)と、写真を「セッション名_点番_点名_1.jpg」の名前で個別ファイルにしてまとめます。点の記への貼付など、写真を他の書類で使う場合に。
写真入りHTML記簿・印刷記簿の表と写真を1つのファイルにまとめます。GNSSとTSの両方が入り、TSは路線ごとに「始点・取付・新点・終点」の順で並びます。開けばそのまま見られて、印刷・PDF化もできます。
バックアップ普段は軽い「記録のみ保存」、機種変更の前は「写真込みで保存」。復元は「バックアップから復元」から。
保存容量について
上限は端末の空き容量しだい写真1枚300KB前後なので、1GB使えるとして約3,400枚(1点3枚・30点の現場で約37現場分)です。現在の使用量は設定タブの「保存容量」で確認できます。
いっぱいになったら写真の保存だけが失敗します。観測記録(点番・時刻・アンテナ高など)は別の場所に保存しているため、写真が原因で記録が消えることはありません。
空きの作り方終わった現場をZIPで書き出したあと、設定タブの「現場の管理」で「写真削除」を押すと、その現場の写真だけを消せます。観測記録は残るので、記簿としてはいつでも見返せます。