街区基準点・電子基準点の確認、SIMA/登記所地図XML/地番図(Shape)の読込み・表示、測定・注記・製図、印刷・画像/PDF書き出しなど、CADっぽく使えるGISアプリを目指して作りました。街区基準点は静岡県は内蔵、静岡県以外はオンラインで全国に対応しています。電子基準点は全国分(付属標を含む)を収録しています。登記所地図(14条地図)は全国分をオンラインで取得できます(ファイルのダウンロード不要)。地図に重ねられない任意座標系の公図も、別枠の「公図ビューア」で見られます。地番図(Shape)の読み込みは専用のヘルプタブ「🗺 Shape(地番図)の読込」に、実例つきで詳しく載せています。
画面の構成(v2.0)
v2.0 で画面を組み替えました。地図が画面いっぱいに広がり、左の細いレールから必要なものだけを開きます。以前の5つのタブ(基準点・住所検索・データ読込・クリック情報・「測定・注記」)は、4つの問いに並べ直しました。v2.047 で「クリック情報」だけは独立したページに戻したので、いまのレールは5つです(いちばん下の「使い方」は数に入れていません)。細かい説明は ⓘ に畳んであるので、押すと開きます。
- 左のレール:上から 地図に出すもの(基準点・登記所地図・地番図・SIMA の読み込み=市区町村・大字の選択と記憶したデータ)/選んだもの(クリックした区画・地番・基準点。登記所地図・地番図の表示チェックもここ。区画・地番は「区画の管理」の一覧にまとまります)/クリック情報(Shift+クリックした地点の緯度・経度・標高・縮尺係数・平面直角座標(X・Y)と、ストリートビュー/GNSS Planning/マークの設置。クリックした筆の「登記所地図情報」もここです。v2.047 で独立したページに戻りました)/測る・描く(使っている道具の設定)/探す(住所検索の結果)。押すと右へパネルが滑り出し、もう一度押すと畳みます。一番下は使い方。
- 右の「スタイル編集」ドック(v2.042):登記所地図・地番図・SIMA を地図に出すと、画面の右側に「スタイル編集」のドックが出ます。中身は上から 全体スタイル(読み込んだ区画ぜんぶの線・地番の文字。v2.045 から SIMA にも付き、3つとも同じ形です)/選択中の表示(選んだものだけオン/オフ)/スタイル編集(選んだものの点・線・文字・着色をまとめて変更)。左で選んで、右で見た目を決める形なので、タブを行き来せずに一画面で見えます。見出しを押すと畳めます(畳むと地図が広がります。畳んだかどうかは次に開いたときも覚えています)。これにともない、左のパネル「選んだもの」からは「一括編集」タブが無くなり、「区画の管理」だけになりました。
- 上の左:アプリ名と図面。図面名を押すと図面の一覧(切替・追加・複製・名前・削除)と、開いているファイル名が出ます。そのすぐ下に地図の拡大・縮小(+/−)があります(v2.059。それまで左のレールの裏に隠れて押せませんでした。パネルを開くと、縮尺バーと同じようにパネルの右へよけます)。
- 上の右:現在地(いまいる場所を地図に出します。参考の位置で、測量の成果ではありません)、探すの箱(住所・地番・大字・市区町村・基準点名を1つの箱で。結果の行からストリートビュー/GNSS Planning)、新規(v2.057。すべて消してまっさらな状態から始めます。詳しくは「保存・読込」)、保存、印刷。※ 窓が狭いときは「現在地」「新規」の文字が畳まれてアイコンだけになります(吹き出しで確かめられます)。
- 下の中央:道具のツールバー。取消・やり直し・スナップ・距離表示と、9つの道具(2点間の距離・求積・角度・線・円/楕円・文章・シェイプ・座標登録・消しゴム)。使っている道具はもう一度押すか Esc でやめられます。
- 右下のカード:いま選んでいる基準点の数・区画の数、使っている道具、マウス位置の座標。押すと「選んだもの」が開きます。SIMA出力・表で印刷(成果一覧)・CSVで保存(成果一覧を表計算ソフト用のCSVにしたもの)の3つのボタンもここ(v2.058 から横に1行で並びます)。何がいくつ出るかは、そのすぐ上の「出力の対象」の行に系統ごとに出ます。2件以上選ぶと「選んだもの」の一覧の頭に合計(件数・面積)が出ます。
- 基準点の一覧:系統ごとの見出しの右に、いま読み込んでいる点数が出ます(図根点は読込点数)。電子基準点の承認表示は一覧の下に常に出ています。
- 地図:画面右上のレイヤー切替で、淡色地図・標準地図・OpenStreetMapと、航空写真(年代別)を切り替えられます。航空写真は地理院タイルで、最新(シームレス)のほか1987-1990/1984-1986/1979-1983/1974-1978/1961-1969/1945-1950年(米軍撮影)/1936-1942年頃(陸軍撮影)の過去写真が選べます。※過去写真は撮影された地域・年代の場所だけ表示され、無い所は白く(無表示に)なります。
背景地図は地図の右上のボタン(重なった四角)で切り替えます。淡色地図・標準地図・OpenStreetMap と、航空写真(最新のほか 1987-1990/1984-1986/1979-1983/1974-1978/1961-1969/1945-1950年 米軍撮影/1936-1942年頃 陸軍撮影)。過去写真は撮影のない場所では表示されません。静岡県内では、「クリック情報」の「この周辺のバーチャル静岡の航空写真を重ねる」で、県が公開している細かい航空写真をその周りだけ重ねられます(下の「クリック情報」)。
地図に出すもの › 基準点
基準点の表示(チェック=表示)
起動時はすべて非表示です。見たい種別にチェックを入れると、その基準点だけが地図に表示されます。地図上の点をクリックすると一覧(基準点リスト)に追加され、地図の右下の要約カードから SIMA出力・表で印刷(成果一覧)・CSVで保存ができます。種別ごとにマークが色分けされ、選択中の点はオレンジ色になります。
種別のグループ(折りたたみ式チェック)
基準点は系統ごとに1行で並び、▶を押した系統だけが種別を開きます。各グループの親チェックで配下の種別を一括、または種別ごとに個別にオン/オフできます。親チェックは全部ON=チェック/一部だけON=■(半チェック)で状態が分かります。開いておいた系統は次回起動時もそのまま開きます。読み込んでいる点数は各行の右端に出ます(行にポインタを載せると内訳が読めます)。取得中・取得できなかった・概況表示中などのお知らせだけが一覧の下に1行で出ます。
- 街区基準点(三角点・三角点節点・多角点・多角点節点・補助点)。
- 都市部官民基準点(三角点・多角点):マゼンタ/ダークシアンの専用色+金色の枠で区別。
- 土地活用推進調査(三角点〜補助点の5種):街区と同じマークに白いリング付き。
電子基準点・電子基準点付属標:全国分(付属標を含む)を収録しています。「電子基準点」の行のチェックを入れると表示されます。付属標(点名の末尾が「(付)」)は▶を開くと本点とは別のチェックがあり、独立してオン/オフできます。他の基準点とまったく同じように使えます(一覧に入れる・表で印刷・SIMA出力・プロジェクト保存・ストリートビューまで、制限はありません)。より新しい成果表をお持ちの場合や、収録していない点が必要な場合は、国土地理院の基準点成果等閲覧サービスから成果表(CSV)を取得し、▶を開いた下の「CSVファイルの読込」で読み込めます。
この電子基準点の成果は、測量法第30条第1項に基づく国土地理院長の使用承認(国地情使 第314号)を受けて収録しています。承認の条件により、次の字句を「地図に出すもの」の基準点一覧のいちばん下に、畳まずに常に明示しています。
- 測量法に基づく国土地理院長承認(使用)R 8JHs 314
- 測量に利用する場合は、国土地理院で成果値を確認してください。
- 成果取得年月日
承認の同じ字句は、電子基準点が実際に入る紙・ファイルにも一行だけ添えています(表で印刷=成果一覧の紙・成果一覧のCSV・地図の印刷・PNG/JPEG/PDF・SIMA出力・プロジェクトファイル)。電子基準点が1点も入らない書き出しには付きません——関係の無い注記が毎回増えると読み手が混乱するためで、同じ現場でも「この出力には付き、次の出力には付かない」ことがあります。
ご注意:収録しているのは成果取得年月日時点の値です。実際の測量に用いるときは、必ず国土地理院で最新の成果値を確認してください。地震等の後に成果が改定されることがあります。なお、より新しい成果表(CSV)をお持ちの場合は、▶を開いた下の「CSVファイルの読込」で読み込んで使えます。
街区基準点は全国対応
街区基準点は全国対応です。
- ズーム13以上で個別の点が表示されます。それより広域では市区町村ごとのまとめ(概況表示)になります。ふだんの点数は各行の右端に出ていて、取得中・取得できなかった・概況表示中のときだけ、種別欄の下に1行の知らせが出ます。
CSVファイルの読込
収録済みの街区基準点は、G空間情報センター、国土地理院基準点成果等閲覧サービスにより取得しています。足りない基準点がありましたら、ここから読み込んでください。また、CSVファイルを送っていただければこちらで登録致しますので遠慮なく申しつけください。
電子基準点は収録済みですが、より新しい成果表をお持ちの場合や、収録外の点が必要な場合はここから読み込めます。地理院の公式CSV(基準点名/北緯/東経/標高/平面直角座標系・X・Y)をそのまま読めます。
新たな点を読み込んだ状態で名前を付けて保存をすれば、点情報はjsonファイルに保存されます。
まとめて選ぶ(Ctrl+ドラッグ)
通常モードで Ctrlを押しながら地図をドラッグして囲むと、その中の表示中の基準点をまとめてリストに追加できます(1点ずつクリックする必要がありません)。チェックを外している種別は拾いません。右下のカードの「SIMA出力」に今の対象件数が出るので、選び終えたかどうかが画面のどこにいても分かります(出せるものが無いときは薄くなります)。この件数は実際に書き出される数です。
基準点リスト
選択中の点を1行に1点で並べます(左の色は種類の色、点名、点番、「外す」)。X・Y、標高、等級は行にマウスを乗せると吹き出しで出ます(座標登録モードで電子基準点をクリックして作った点は、吹き出しに「電子基準点から登録」と出ます)。座標登録した点は「点削除」も並びます。「全解除」で選択解除。書き出し(SIMA出力・表で印刷・CSVで保存)は、地図の右下の要約カードにまとめました(v2.053。この一覧のすぐ上にも「表で印刷」「SIMA出力」が並んでいましたが、同じ操作が2か所にあると分かりにくいので下ろしました。この一覧のすぐ上に残るのは「全解除」と「n点選択中」だけです)。実際に書き出される点数・区画数は、カードの「出力の対象」の行に出ます(v2.058 まではボタンの文字にも合計が出ていましたが、3つのボタンを1行に並べるにあたって「出力の対象」の行と吹き出しに寄せました。あちらは系統ごとに分けて出るので、こちらより詳しく読めます)。カードの「表で印刷」は、選んだ基準点と区画(登記所地図・地番図・SIMA)を1枚にまとめた「成果一覧」で、選んだ基準点は【基準点】の段に出ます(詳しくはヘルプの「成果一覧(表で印刷・CSVで保存)」)。一覧は高さで頭打ちにしてあるので、何点選んでも「全解除」が画面から消えません。ここに並ぶのは選んでいる点だけなので、行は区画を選んだときとまったく同じ見た目(暗い下地に teal(緑)の枠)で出ます(選んでいる印です。地図の上では、その点だけ琥珀色に変わります)。
地図に出すもの › SIMA・登記所地図・地番図
SIMA、登記所地図XML(14条地図)、地番図(Shape形式)の読み込みはパネル「地図に出すもの」に、登記所地図/地番図/SIMAの3つの見出しで並んでいます(切り替えずに全部使えます)。読み込んだデータは、いちばん下の「このPCに記憶したデータ」に残ります。登記所地図と地番図の「表示」のチェック(地番・色分け・図郭の枠)は、パネル「選んだもの」の「区画・地番」=「区画の管理」のいちばん上にまとめてあります。線や文字の色・太さを変える欄(全体スタイル・選択中の表示・スタイル編集)は、v2.042 から画面の右側の「スタイル編集」ドックにまとまりました(見出しを押すと畳めます)。地番図(Shape)の読み込みは、専用のヘルプタブ「🗺 Shape(地番図)の読込」に実例つきで詳しく載せていますのでそちらをご覧ください。
一覧から「外す」とき(登記所地図・地番図・SIMA 共通)
各見出しの下の一覧で、非表示は地図から消すだけです(もう一度押せば戻ります)。外すは一覧から取り除きます。3つとも、「外す」を押すと確認が出ます——外した大字・.sim の区画に付けた線の色・地番の文字や位置・着色・求積・点間距離などの編集内容も、いっしょに消えるためです。登記所地図・地番図は大字を選び直せば同じ絵に戻せますが、編集した内容は戻りません。SIMA は .sim ファイルの読み直しが必要です。
「選んだもの」の「区画・地番」の見出しのとなりには、登記所地図/地番図/SIMA を行き来する切替ボタンがいつも3つとも並びます。いま開いているものには teal の印が付くので、どの機能を編集しているのかが見ただけで分かります。地図に出ていないものは薄くなり、押せません(読み込んだだけ・このPCに記憶しているだけでは押せません)。大字や .sim を足して地図に出せば押せるようになり、最後の1つを外して地図から消えると、また薄く戻ります(ボタン自体は消えません)。いま開いているものが空になったときは印も消えます(押せないものは3つとも同じ見た目になります)。そのときは一覧の場所に「いま選んでいる『◯◯』は地図に出ていません」と名前が出ます。残っているものへの行き先は一覧の場所にも出るので、そこからも移れます。この「区画・地番」の見出しと切替ボタンの帯だけは、下の一覧をスクロールしてもいつも上に見えています(v2.043。スクロールするのは帯より下だけです)。v2.046 から、上に残るのはこの帯1つだけになりました——「選んだもの」の「基準点」の見出しと、「地図に出すもの」の見出し(基準点・登記所地図・地番図・SIMA・このPCに記憶したデータ)は、ふつうに流れます。
SIMAファイルを読込
SIMA(.sim)を読み込み、区画を表示します。データに地番情報、結線情報が含まれていればそれも表示します。点だけのデータ(点のみ)も読み込めます。読み込むと、区画をクリックしたときの当たり判定と「選んだもの」の一覧が、自動でSIMAに切り替わります。
区画/点の一覧
読み込んだ区画を地番で一覧表示します。区画を持たない点だけのデータは「点のみ」としてまとめて表示します。クリックで選択、「全選択」も可能。選択した区画/「点のみ」につき、個別(一括)に描写の編集が出来ます(後述)。選んだ区画・「点のみ」は、登記所地図や地番図の読み込み・切り替えをしても解除されません(SIMAに戻れば選び直さずに続けられます)。v2.043 から、登記所地図・地番図・SIMA の3つとも同じ並びです:上から選択中の合計(件数・面積)、「全解除」(SIMA は「☑ 全選択」も並びます)、その下に選んだ区画を1行ずつ。登記所地図の「一覧を空にする」も「全解除」という名前になりました(押したときの動きは今までと同じで、一覧から外すだけです。区画も色も地番ラベルも地図に残ります)。
SIMAの表示切替
地番・点名・点・結線・点間距離・着色を、読み込んだSIMAデータ全体でオン/オフできます(チェック=表示)。
選択中の表示(選んだ区画・点だけをオンオフ)=右の「スタイル編集」ドック
区画や「点のみ」を選ぶと、画面の右側の「スタイル編集」ドックに「選択中の表示」チェックが出ます(v2.042 まではパネル「選んだもの」の一覧の上にありました)。地番・点名・点・結線・点間距離・着色を、選んだものだけオン/オフできます(全体がオフでも、この区画だけ表示にできます)。全体に従うで全体設定に戻せます。「点のみ」では点・点名のみ有効です。
SIMAのスタイル編集(区画/「点のみ」を選ぶと右のドックに出ます)
v2.042 で左のパネルの「一括編集」タブは無くなりました。区画や「点のみ」を選ぶと、下の欄が画面の右側の「スタイル編集」ドックにそのまま出ます。選んだものぜんぶにまとめて効くのは今までどおりです。左のパネルは「区画の管理」=表示チェックと一覧だけになりました。選んでいないものも含めて、読み込んだSIMAぜんぶの 線の太さ・線の色・地番の文字色・地番の背景 をまとめて変えたいときは、右の「スタイル編集」ドックのいちばん上の「全体スタイル」を使ってください(v2.045 から SIMA にも付きました)。
- スタイル:点の大きさ・色、線の種類(実線/点線/一点鎖線)・太さ・色、区画の着色、文字(地番/点名/点間距離)の大きさ・色をまとめて変更。
- 点のみ:区画を持たない点だけのデータは、点と点名の大きさ・色を調整できます。
- プリセット:よく使う設定を名前を付けて保存し、他の区画へ適用できます(プロジェクトファイルにも保存されます)。プリセット欄は線・円・文章・シェイプ・印刷設定・地番図・SIMA・全体スタイルのすべてで同じ「適用/保存/削除」に揃えてあります。「削除」は確認を出さずにすぐ消えます(Ctrl+Z では戻せません。とくに全体スタイルのプリセットはプロジェクトファイルに入らないので、大切なものは「💾 保存・読込」→「🎨 プリセット」タブでファイルに書き出して保管してください)。
- 文字の個別編集:地図上の点名・点間距離をクリックすると、文字・文字サイズ・角度・文字色・背景色を個別に変更できます(注記と同様)。地番は文字の変更・削除。いずれもドラッグで移動できます。「点のみ」の点名ラベルもドラッグ移動・個別編集できます。
全体スタイル(右の「スタイル編集」ドックのいちばん上。登記所地図・地番図・SIMA の3つとも)
登記所地図・地番図・SIMA のどれでも、画面の右側の「スタイル編集」ドックのいちばん上に「全体スタイル」があります(区画を1つも選んでいなくても出ます。SIMA は v2.045 から付きました。v2.042 まではパネル「選んだもの」の一覧の上にありました)。読み込んだ区画全体の 線の太さ・線の色・地番の文字色・地番の背景 をまとめて変えられます(1区画ずつ選ばなくてよい欄です)。3つとも同じ4項目・同じ並びです。SIMA では読み込んだ .sim の区画ぜんぶに効きます(点・点名・点間距離・着色はこの欄では変わりません。下の「スタイル編集」で選んだものだけを変えてください)。
「全体」と「選んだものだけ」の関係:下のスタイル編集は選んだものだけに効き、全体スタイルは読み込んだものぜんぶに効きます。あとから全体スタイルを動かすと、個別に色を変えた区画も、その項目(線の太さ・線の色・地番の文字色・地番の背景)だけ上書きされます(3つとも同じ作法です)。先に全体スタイルで基準を決めてから、変えたい区画だけを個別に直すのがおすすめです。
プリセット:この4項目を名前を付けて保存し、次回以降ワンタッチで呼び出せます。登記所地図・地番図・SIMA で同じ一覧を共有しているので、どれで保存したものも他の2つへ当てられます(「登記所地図用」「地番図用」「SIMA用」のように名前を分けて使い分けてください)。保存したプリセットはこの端末のブラウザに残り、「💾 保存・読込」→「🎨 プリセット」タブでファイルに書き出し・読み込みもできます。
登記所地図XMLを読込
法務局の登記所備付地図データ(14条地図)を読み込み、筆(区画)を地番付きで表示します。公共座標系のみ表示できます(任意座標系の公図は緯度経度の基準が無いため、地図に重ねられません)。地番は件数が多くても隠れません(筆が小さすぎて文字が載らない縮尺では表示されません)。
ラベルを動かしたり編集したいときは、その区画をクリックしてください。クリックした区画だけが編集できるラベルに切り替わります。
全国の登記所地図をオンラインで取得(ダウンロード不要)
ZIPファイルを自分で用意しなくても、見たい場所の登記所地図をその場で取れます。「地図に出すもの」の「登記所地図」の見出しの下に「全国の登記所地図(オンライン)」の欄があります。
- まず「地図のある範囲を色で表示」にチェックを入れてください。登記所地図が存在する範囲だけが紫色に塗られます。色が付いていない所は、公図が任意座標のため地図に出せない地域です。探す前に「ある/ない」が分かります。
- 市区町村のプルダウンは、いま画面に見えている範囲のものだけが並びます。地図を動かすと中身も変わります。地図が無い市区町村はそもそも出てきませんので、選んでみたら空だった、ということが起きません。
- プルダウンはいま見ている場所に近い順に並びます。市区町村を選んで「取得」を押すと、その市区町村ぶんだけを取りに行きます(数百KB〜数十MB)。取得後は下に「表示する大字を選ぶ」の欄が出るので、見たい大字を選んで「+表示追加」してください(地番図も同じ形です)。
- 表示したあとの操作は、ZIPから読み込んだときとまったく同じです。区画をクリックして一覧に追加・色や地番ラベルの編集・SIMA出力・図面ごとの表示切替、すべて使えます。
- 図根点(全国6,421万点):登記所地図に入っている図根点(地籍図根多角点・細部図根点など)を、「地図に出すもの」の基準点にある「図根点(登記所地図)」で種別ごとに表示できます。登記所地図を取得しなくても、チェックを入れて拡大(ズーム15以上)すれば、見ている場所の図根点が自動で出ます。色=種別/形=埋標区分(●埋標 ○非埋標 ◎筆界基準杭を兼ねる)。「埋標のみ」にすると、現地に杭・鋲が残っている可能性のある点だけになります。点をクリックすると一覧に入り、SIMA出力・基準点一覧の印刷・線の端点への吸着が使えます。クリックした点も、種別や「埋標のみ」のチェックに従って地図から消えます(選んだままチェックを外しても消えます。v2.068 まではクリックした点だけ地図に残り続けていました)。「点名」にチェックを入れると、ズーム17以上で名称が地図に出ます(重なるものは間引きます。残すのは格の高い点=図根三角点>多角点>細部…の順です)。
⚠ この点名は成果表の点名ではありません。登記所地図データに入っているのは、多くの場合公図1枚ごとに N-1 から振り直した通し番号で、区画整理や地籍調査の成果表に載っている本来の点名は収録されていません(実測:通し番号ふうの名称が全体の36.5%、9割以上を占める市区町村が抽出120中27。G2010311711290 のような変換時のIDになっているものもあります)。座標は正しいので、お手持ちの成果表と突き合わせるときは点名ではなく座標で照合してください(旧日本測地系の成果は世界測地系に変換してから)。
なお市全体では同じ名前が何度も出てきますが、拡大して見ている範囲ではまず重なりません(実測で250m四方あたり0.3〜1.3%)。
- 地図の素性:「実測/図上で色分け」で、測量成果(実測)=緑の実線/図上測量(公図から読み取り)=灰色の破線に塗り分けます。「図郭の枠」で公図1枚ぶんの枠と地図番号が出ます(現場がどの公図に載っているか、図郭の境目にまたがっていないかが分かります)。
- 筆の調書:所在・地番・精度区分・座標値種別・地図分類・地図種類・縮尺・公図番号・測図年月・求積・筆界未定の構成筆を表にしたものです。v2.053 から、この中身は「成果一覧」の【登記所地図の明細】の段(点数・求積は【区画】の段)に入りました——地図の右下の要約カードの「表で印刷」(紙)か「CSVで保存」(表計算ソフト用)で、基準点や地番図・SIMA の区画と1枚にまとめて出せます(専用の「筆の調書を印刷」「CSV」のボタンは v2.053 で画面から下ろしました)。対象はいま一覧に載っている筆で、対象の筆数は要約カードの「出力の対象」の行(「登記所地図 n筆」)に出るので、出す前に確認できます(v2.052 まで表示チェックのすぐ下に出ていた「対象:…筆」は、この行といっしょに下ろしました)。別の筆に切り替えるときは、その筆をもう一度クリックするか、一覧の行の「×」、または「全解除」を押してください(どれも一覧から外すだけで、地図の区画・色・地番ラベルは残ります)(一覧に残っている筆はすべて調書に出ます)。1筆が複数の公図にまたがるときは、公図番号を全部並べます。区画を1つクリックしたときは「選んだもの」の「登記所地図情報」にも同じ内容が出ます(v2.046 までは「クリックした場所」という見出しの下にありました)。
表の後ろに構成点の座標(平面直角座標・m)が付きます。No. は図形をまわる順に振り直したもので、成果表の点番号とは一致しません(登記所地図の筆界点の点番名は配信データに含めていません)。
- 市区町村名の一部を絞り込み欄に入れると、画面の外にある市区町村も探せます。
- 地図の版(年):法務省は毎年データを出し直します。過去の版を収録している場合は「地図の版」で切り替えられます。その筆が当時どうだったかを後から示せるので、境界の経緯を確かめるときに使えます。版を切り替えると、オンラインで取った地図はいったん消えます(作図・測定・読み込んだZIPは残ります)。どの版で作ったかはプロジェクトに保存されます。
【任】任意座標系の公図(地図に重ねられない公図を、絵として見る)
全国の登記所地図のうち、筆の数でおよそ57%は任意座標系です。実世界の位置が決まっていないので地図には重ねられませんが、公図そのものとしては読めます。そこで地図とは別枠の「公図ビューア」で開けるようにしました。
- 市区町村を「取得」すると、大字のプルダウンに 【任】 付きの大字が並びます。これが任意座標系の公図です。選ぶとボタンが「公図を開く」に変わります。
- 市区町村まるごと任意座標だけのところもあります(2026年版では全国 66市区町村・公図 約128万筆。戸田市 49,545筆・蕨市 29,483筆・荒川区 65,241筆・川崎市高津区 80,832筆・羽曳野市 91,136筆 など)。実世界の位置が無いので地図の範囲では絞り込めません。そこで市区町村のプルダウンのいちばん下に「任意座標だけ」の群を作って必ず出しています(絞り込み欄に名前を入れても出ます)。選んで「取得」すると、大字の一覧は【任】の公図だけになります。
- 開くと画面いっぱいの公図が出ます。ドラッグで移動、ホイールで拡大縮小、筆をクリックすると地番・求積・精度区分・座標値種別・地図分類・縮尺・公図番号・測図年月・筆界未定などが出ます。「点数」は外周の筆界点の数です(環の閉じ点は数えません。登記所地図の「点数」と同じ数え方です)。穴(島)のある筆——たとえば中の宅地をぐるりと囲んでいる道の筆——は「穴(島)」の行も出て、島の側の点数が分かります(v2.066 まで、この2つを区別せず全部まとめて数えていました)。
- 筆は何枚でも選べます。選びたい筆を順にクリックしてください。同じ筆をもう一度クリックすると外れます。何も無い所をクリックすると全部外れます(Escでも外れます)。
- 2筆以上を選ぶと、情報パネルのいちばん上に「合計求積」が出て、その下に選んだ筆の一覧(地番・求積)が並びます。地番を押すとその筆へ寄り、✕でその筆だけ外せます。一覧の下には最後に選んだ筆の明細が続きます。
- 辺長・求積にチェックを入れると、選んだ筆の筆界点どうしの辺長が各辺に、求積が地番の下に出ます。筆界点も丸で示します。選んだ筆だけに出るので、公図全体が数字で埋まることはありません(画面上で短すぎる辺は飛ばします)。求積は地番の下に出す仕組みなので、「地番」のチェックを外すと求積も出ません。
- 🔍 地番に地番を入れて「探す」を押すと、その筆に寄ります。
- 📏 距離/▱ 面積で測れます。座標はメートルなので、図面上の長さ・面積は本物の値です(位置と方位だけが決まらない、ということです)。
- 図郭(紙の切れ目)を出すと、公図1枚ぶんの枠が破線で出ます。公図は北が上とは限らないので、枠が傾いていることがあります(そのまま描いています)。
- 属性で色分け:■ 筆界未定地/■ 図上測量/■ 測量成果。
- 穴(島)のある筆——中の宅地をぐるりと囲んでいる道や水路の筆——は、求積から島のぶんを引いています。島の中をクリックしても、その筆は選ばれません(島は別の筆です)。v2.067 までは、島が2つ以上ある筆で求積と当たり判定が狂っていました(求積は最大で 3.2倍、当たり判定は筆の枠の14%まで)。
- 🖼 画像で今見えている範囲をPNG保存、🖨 印刷は縮尺の分母を指定して原寸で刷れます(その大字の公図の縮尺が初期値に入ります。A3横)。空欄にすると用紙に収めた表示になります。
- 📐 SIMAで書き出せます。ヘッダーに[任意座標系]と明記されます。選んでいる筆だけ/大字ぜんぶ、どちらも選べます。筆界点は外周だけで、環の閉じ点は入れません(登記所地図のSIMA出力とまったく同じ作法です)。穴(島)の点は書き出しません——島はそれ自体が別の筆なので、その筆を書き出したときに点が付きます。⚠ そのため、穴のある筆は「画面の求積」と「.sim の多角形の面積」が違います(画面は島を引いた値、.sim は外周だけの値)。SIMA の画地(D00/B01)には島を表す書き方がないためで、登記所地図のSIMA出力でも同じです。v2.066 までは穴の点も閉じ点も入っていました(穴のある筆は外周と島を1本に繋いだ形になっていました)。
- Escで閉じます(測定中なら、まず測定が終わります)。
ご注意:任意座標系の公図は実世界の位置・方位が決まっていません。地図に重ねることも、そのまま測量成果として使うこともできません。分筆・合筆の前がどうだったかを確かめる資料としてお使いください。地図に重ねられるのは公共座標系の筆だけで、「地図がある市区町村」でも地図に載るのは一部だけということが普通にあります。
出典:この登記所地図は「登記所備付地図データ」(法務省)を加工して作成しています。元データはG空間情報センターで公開されているもので、利用規約に従って再配布しています。元データそのものが必要な場合や、最新版をご確認になりたい場合は、G空間情報センターからダウンロードしてください
- 区画をクリックで一覧に追加:地図上の区画をクリックすると一覧に追加され、SIMAと同じように色や地番ラベルを編集できます。再クリックや「全解除」で一覧から外れますが、編集内容(色・求積・点間距離・ラベル位置など)は地図に残ります(各行の「×」も同じで、一覧から外すだけです。区画も色も地番ラベルも残ります)。編集内容ごと消したいときは、「地図に出すもの」の「表示中の大字」でその大字を外してください(確認が出ます)。
- 選択中の表示(右の「スタイル編集」ドック):選んだ区画ごとに 地番・結線・着色・点間距離・求積(面積) をオン/オフできます(着色・求積・点間距離は既定オフ)。
- SIMA出力:一覧に入れた区画は、右下のカードの「SIMA出力」で、地番・各筆界点の座標をSIMA(画地)として書き出せます。v2.049 からは地番図で選んだ筆と読み込んだSIMAで選んだ区画も、同じように画地として出ます(どれも選んだもの・一覧に載せたものだけで、表示しているだけの筆は出ません)。
探す(住所・地番・大字・基準点名)
上の右の箱に打つと、基準点名・図根点名・表示中の地番・取得済みの大字・市区町村の候補が種類ごとに並び、最後に「住所として探す」が付きます。↑↓で選んで Enter、または行を押すとその場所へ寄ります。基準点・図根点・地番の行には、ストリートビュー・GNSS Planning・マークを置くの3つのボタンが出ます(マークは赤いピンで、地図の上をドラッグして動かせます)。住所検索の結果と履歴は、レールの「探す」で開くパネルに出ます。
住所を入力して検索すると地図を移動します。検索履歴も残ります。表示されたマーカーはドラッグで位置を微調整できます。
現在地(参考位置)
上の右、探す箱の左にある「現在地」を押すと、いまブラウザが分かる場所を地図に青い点で出し、そのまわりに誤差の円を実寸で描きます。もう一度押すと消えます。
⚠ これは測量の点ではありません。パソコンの位置情報は GPS ではなく、Wi-Fi や通信回線からの推定になることが多く、数百メートルから数キロメートルずれることがあります。青い点は参考の位置としてだけお使いください。基準点・図根点・座標登録点とはまったく別のものです。
ずれの大きさは誤差の円の大きさそのものです(円が街ひとつぶんの大きさなら、それだけ曖昧だということです)。数字は印の脇の札と、右下のカードの「現在地(参考)」の行に「±12 m」のように出ます。誤差が 50m を超えると数字が琥珀色になります。はじめて場所が分かったときは誤差の円がちょうど収まる大きさまで地図を寄せます(いつも同じ倍率まで拡大はしません。誤差が大きいのに街区の縮尺で開くと、いちばん知ってほしい「どれだけ曖昧か」が画面の外に出てしまうためです)。現在地を追いかけて地図が勝手に動き続けることはありません。
現在地は見るだけのものです。基準点の一覧には入りませんし、SIMA出力・成果一覧(表で印刷)・CSVで保存・プロジェクトの保存・図面・印刷・PNG/JPEG/PDF の書き出しには一切入りません。測る・描くときのスナップの吸着先にもなりません。座標として残したいときは、下のツールバーの「座標登録」をお使いください。
位置情報が使えないときは右下のカードに理由が出ます(作業は止まりません)。「許可されていません」と出たときは、ブラウザのアドレス欄の左の印から位置情報を許可して、もう一度「現在地」を押してください。探している間は「探しています…」と出たまま探し続けます。ページを閉じると位置の取得は止まります。
クリック情報
地図上を Shift + クリックすると、その地点の緯度・経度・標高・縮尺係数・平面直角座標(X・Y)を表示します。v2.047 から、これらはレールの「クリック情報」に出ます(「選んだもの」と「測る・描く」の間のページです。v2.046 までは「選んだもの」の中の「クリックした場所」でした)。Shift+クリックするとそのページが自動で開きます。
系(1〜19系)は緯度経度から自動判定のため、行政界での区割りではありません。県境などでは系が違う場合があると思いますので、プルダウンで系を変更してください。各値はコピーボタンで取得できます。
クリック情報を取得した状態で「この場所のストリートビューを開く」をクリックすると、ストリートビューが別tabで起動します。当然ですが敷地内にクリック情報を取得してもストリートビューは正常に起動しません。道路のクリック情報を取得してください。
「この周辺のバーチャル静岡の航空写真を重ねる」(v2.071):静岡県が公開している「VIRTUAL SHIZUOKA」の航空写真(オルソ画像・1画素 0.2 m)を、Shift+クリックした地点から半径 150 m にかかる図郭(1枚=300 m × 400 m。1〜4枚)だけ読み込んで地図に重ねます。写真は背景地図の上、筆・基準点・線の下に入ります。写真があるのは静岡県内だけです。1枚 6〜9 MB あるので、1枚につき1秒ほどかかります。
読み込むと、ボタンの下に「バーチャル静岡の航空写真」の枠が出ます。表示のチェックで出し入れ、濃さで下の地図を透かせます。消すで読み込んだ写真を全部外します。別の場所で押すと、その周りの写真を足していきます(最大12枚。それを超えると古いものから外します)。計測は主に令和元〜3年度(一部 令和6〜7年度)で、地理院の航空写真より古いことがあります。写真はプロジェクトのファイルには保存しません(開き直したら、もう一度読み込んでください)。印刷と PNG/JPEG/PDF の書き出しには写り、紙の右下の白い枠に出典の一行が入ります。
GNSS測量計画のために、GNSSPlanningのリンクを貼っています。クリック情報で取得した緯度経度(右のボタンでコピー出来ます)を貼りつけ、使用してください。
クリック情報のマークとは別に、お馴染みの赤いピンを設置することが出来ます。目印にお使いください。
「この場所のストリートビューを開く」「GNSS Planning を開く」「この場所にマークを設置」の3つのボタン(v2.071 からは「この周辺のバーチャル静岡の航空写真を重ねる」を加えた4つ)は、枠で囲って見分けやすくしました(v2.047)。上の値の行と混ざらないようにするためです。
登記所地図の筆をクリックしたときの「登記所地図情報」(所在・地番・精度区分・地図分類・求積など)は、このページではなく「選んだもの」に出ます(v2.046 までの名前は「クリックした筆(登記所地図)」)。筆をクリックすると「選んだもの」が開くので、そちらに置いてあります。
測る・描く
下のツールバー:画面の下のバーに〔↶取り消し|↷やり直し|🧲スナップ|📏距離表示〕と、9つの道具(2点間の距離・求積・角度・線を引く・円/楕円・文章・シェイプ・座標登録・消しゴム)が並びます。道具を使っている間だけ右端に〔✓確定|✕道具をやめる〕が出ます(確定は求積と連続線のときだけ。Enterキーと同じです)。パネルを畳んだままでも作図・取り消し・終了ができます(印刷や画像・PDFの書き出しには写りません)。
区画の編集は、レールの「選んだもの」の中の「区画の管理」(選ぶ・表示切替)と、画面の右側の「スタイル編集」ドック(色・太さ・文字)に分かれています。道具を切り替えても中身は消えないので、測りながら区画の色や地番を直せます。
基本は左クリックで決定・右クリックで解除です。通常モード以外を選んでいるときに右クリックすると通常モードに戻ります。線・円・図形は近くの基準点にスナップし、各要素はクリックで編集・ドラッグで移動、Ctrl+Z/Ctrl+Y の取り消し・やり直しに対応します。
Esc キーでも戻れます。押すたびに「①開いている編集ポップアップ→②範囲選択→③描きかけの図形→④モードそのもの」の順に1段ずつ解除します。今どの道具を使っているかは右下の要約カードに出ます。やめるときは下のツールバー右端の「✕ 道具をやめる」を押すか Esc です。取り消し・スナップ・操作の説明は「測る・描く」の上部に固定表示されるので、下までスクロールしても隠れません。
- 通常モード:選択ツール。Shift+クリックでクリック情報を取得(レールの「クリック情報」が自動で開きます)。Ctrlを押しながらドラッグで範囲選択→まとめて移動・削除もできます。
- 2点間距離:2点をクリックして距離を一時表示(保存されません)。
- 求積:左クリックで多角形を作り(右クリックで前点解除)、ダブルクリック又は Enter で確定して面積(m²・坪)を表示します。「図形を残す」をONにすると多角形が保存され、面積ラベルはドラッグで移動・単独で削除できます。
- 線を引く:上部の「種類」で3種から選べます。
- 単線分:2点で直線。点間距離の表示ON/OFF、数字の大きさ・背景色・「背景なし」を設定できます。
- 2点四角形:対角2点で四角形。塗りつぶし(半透明)のON/OFFと塗り色を選べます。
- 連続線:クリックで点を繋ぎ、ダブルクリック/Enterで確定(右クリックで前点解除)。「閉じる(多角形にする)」で多角形化+塗りつぶし、各辺に距離も表示できます。
線の種類(実線/点線/一点鎖線/矢印)・太さ・色、端点(クリック点)の表示ON/OFFも選べます。
- 円を描く:スタイル欄の「種類」で 円/楕円(対角2点)/楕円(3点・角度つき) を選べます。塗りつぶし(半透明)のON/OFFはどれでも可能です。
- 円:中心→円周の2点で描きます。半径を入力し「半径で円を描く」をONにすると、クリックした場所にその半径の円を1クリックで描けます(半径は自分で消すまで残ります)。
- 楕円(対角2点):対角となる2点をクリックすると、その2点を対角とする長方形に内接する楕円を描きます(傾きなし)。中心は2点の中点です。
- 楕円(3点・角度つき):1点目→2点目で長軸(向きと長さ)を決め、3点目で膨らみを決めます。長軸の中点が楕円の中心になり、3点目の中心からの距離が短半径です。3点目は長軸のどちら側をクリックしても同じ形になります。
楕円は「長径 ○○ m / 短径 ○○ m」のラベルが付きます。形は平面直角座標の上で計算しているので、地上の実寸として正しく、拡大縮小しても崩れません。描いたあとにクリックすれば、円と同じように線種・太さ・色・塗りを変更できます。
中心に出る点は「中心点を表示」のチェックで消せます(円・楕円の両方。描く前でも、描いたあとに図形をクリックしてでも切り替えられます)。
- 消しゴム:表示中の線・円・図形・文章・ラベル(SIMA/XML/地番図の地番等)をクリックするだけで削除。基準点や点(ドット)は消えません。地番(登記所地図・地番図)は、先にその区画をクリックして編集できるラベルにしてから消します。
- 文章を追加:入力欄に文章を入れるとカーソル位置にプレビュー表示され、クリックで配置(続けて配置可)。Enterキーで改行でき、複数行の文章をそのまま配置できます(入力欄は右下をドラッグして広げられます)。文字サイズ・色・背景色、「背景なし」(透明)を選べます。地図上の文章をクリックすれば、改行を含めて編集できます。
配置は「1点」と「2点」から選べます。「2点(左下→右下で角度を付ける)」にすると、置きたい場所の左下 → 右下の順に2点クリックすることで、その2点を結ぶ向きに文字を傾けて配置できます。境界線や道路に沿わせて注記を入れたいときに便利です。文字は2点を結んだ線の上に乗るように置かれ、1点目が支点になるので拡大・縮小しても位置がずれません。1点目を打ち直したいときは右クリックで取り消せます(続けてもう一度右クリックすると通常モードに戻ります)。
※2点目は右側をクリックしてください。左右を逆にクリックすると、その向きどおり文字が上下逆さまになります(取り消しは Ctrl+Z)。
- シェイプを追加:丸・三角・四角・ダイヤ・バツなどの図形を配置(大きさ・枠色・塗りつぶし)。
- 座標登録:「地図に出すもの」の基準点の一覧に、他の系統と同じ形の行で並び、右に登録した点数が出ます。地図クリック又は座標値(緯度経度/平面直角座標)の入力で新しい点を追加。登録点は「選んだもの」の基準点の「点削除」で点自体を削除できます(「リスト」は一覧から外すだけ)。SIMA出力の対象にできます。電子基準点をクリックして登録した点には印が付き、「表で印刷」(成果一覧)の〈種類〉は「座標登録(電子基準点)」、一覧の吹き出しは「電子基準点から登録」になります(同じ点名を付けても紙の上で見分けられます)。
配置済みの線・円・四角形・連続線・円などはクリックするとポップアップが開き、種類・太さ・色・塗りつぶしを後から変更できます。各種スタイルは「プリセット」として保存・呼び出しでき、最後に使った設定は次回起動時にも復元されます。「🧲 スナップ」「📏 線の距離表示」はボタンで一括ON/OFFできます。
保存・読込
新規(まっさらな状態に戻す):上の右の「新規」を押すと、いまの作業をすべて捨てて起動直後と同じ状態から始められます(v2.057)。消えるものは、読み込んだ登記所地図・地番図・SIMA、選んだ基準点、座標登録した点、測った線・求積・角度、文章・シェイプ、図面(1枚に戻ります)、印刷設定(用紙・表題・作成者など)、基準点の表示チェック、現在地の表示、そして開いているファイルとの結び付きです。筆ごとに変えた線の色・着色・地番の文字やラベルの位置、全体スタイルも消えます——取り消し(Ctrl+Z)では戻せません。
残るものは、地図の表示位置と背景地図(いま見ている現場のまま次の仕事を始められるようにしています)、プリセット、保存先フォルダの指定、このPCに記憶した登記所地図・地番図、線や文字の直近のスタイルです。
消えるものが1つでもあるときは、必ず確認が出ます。とくに保存していない変更があるとき(図面のボタンに琥珀色の点が付いているとき)は、開いているファイル名を添えた強い警告になります。押す前に Ctrl+S で保存してください。
※ 図面を1枚増やすのは「新規」ではありません——上の左の「図面」→「+ 追加」です。
名前を付けて保存:作業内容(読み込んだ点・注記・スタイル・表示中の地番図など)を1つのファイルにして保存/復元できます。別の端末・ブラウザでも開け、共有もできます(対応ブラウザでは保存先も選べます)。
ファイルを開く/上書き保存:「📂 ファイルを開く」で既存ファイルを読み込むと、開いているファイル名が、上の左の「図面」を押したときとダイアログに表示され、「⤓ 上書き保存」でそのファイルへ上書きできます(Chrome/Edgeでは同じファイルに直接上書き)。
クラウド(Googleドライブ/Dropbox等)にも同時保存:保存先を①ローカルと②クラウドの2か所まで指定でき、保存のたびに同じJSONが両方に書かれます(Ctrl+S の上書き保存も同様)。
準備:Googleドライブ デスクトップ版(または Dropbox・OneDrive のアプリ)をインストールすると、クラウドが G:\マイドライブ\… のような普通のフォルダとして見えるようになります。②の「フォルダを指定」でその中の業務フォルダを選ぶだけです。アプリがGoogle等に直接ログインするわけではないので、認証の期限切れや再ログインはありません。同期アプリがクラウドへ上げてくれます。
「保存時に両方へ書き出す」のチェックを外せば、一時的にローカルだけに保存できます。クラウド側だけ失敗したときは警告が出ますが、ローカルに保存できていれば作業はそのまま続けられます(未保存の●も消えます)。
※この機能はPCのChrome/Edge専用です(フォルダ指定に対応しないブラウザ・スマホ版では欄自体が出ません)。同期の完了はGoogleドライブ/Dropbox側のアイコンでご確認ください。
未保存のしるしと Ctrl+S:保存していない変更があると、上の左の「図面」に琥珀色の点が付きます。押すと、開いているファイル名(変更中は先頭に「●」・未保存なら「● 無題」)が図面の一覧といっしょに出ます。保存・読込は上の右の「💾 保存・読込」です。Ctrl+S でそのまま上書き保存でき(ファイル未指定のときは保存・読込ダイアログが開きます)、保存すると●が消えて結果が画面右上に数秒表示されます。
閉じるときの確認:未保存の変更があるときだけ、タブを閉じる・再読み込みしようとするとブラウザの確認ダイアログが出て引き止めます(保存済みなら何も出ません)。このアプリは自動保存をしません——作業内容がファイルに書き込まれるのは、「⤓ 上書き保存」「💾 名前を付けて保存」「📸 スナップショット」Ctrl+S を実行したときだけです。※ダイアログの文言はブラウザが決めるため、アプリ側からは変えられません。
保存・読込ダイアログは📁 ファイル/📸 スナップショット/🎨 プリセットの3つのタブに分かれています。
スナップショット(📸タブ):このパソコンのこのブラウザ内に日時・サムネイル付きで瞬時に保存します(最大10件)。手軽ですが、同じ端末・同じブラウザでのみ開けます。キャッシュのクリアやアプリ更新で消えることがあるので、共有・長期保存はファイル方式を使ってください。
スタイルプリセットのバックアップ(🎨タブ):各ツールで保存したプリセット(線・円・文章・シェイプ・SIMA一括編集・印刷設定・全体スタイル)は、この端末のブラウザに自動保存されています。キャッシュ削除やパソコンの入れ替えに備えて、全プリセットを1つのファイルに書き出し/読み込みできます。作業データ(プロジェクト)とは別のファイルで、読み込むと今のプリセットに統合されます(同名は上書き・他はそのまま残ります)。
1つのファイルに複数の図面
1つの現場ファイルの中に、「3級基準点測量図」「4級基準点測量図」のように名前を付けた図面を何枚でも持てます。上の左の「図面」を押すと図面の一覧が出るので、押せば一瞬で切り替わります(ダブルクリックで名前の変更)。
図面ごとに変わるもの:距離線・求積・角度などの計測、文章、シェイプ、表示範囲(位置とズーム)、地図の種類(淡色地図・標準地図・OpenStreetMap・航空写真)、印刷設定(用紙・向き・タイトル・日付・作成者)、SIMA出力の選択、そして表示のON/OFF(基準点の種別/SIMAの地番・点名・点・結線・点間距離・着色・求積/登記所地図XMLの表示・地番/地番図の表示・地番・地目・地積)。さらに一覧の 👁 で消した個々のデータ(SIMAは区画ごと・登記所地図と地番図は大字ごと)も図面ごとに切り替わります。
全図面で共通のもの:読み込んだ基準点・座標登録点・SIMA区画・登記所地図XML・地番図(Shape)と、それぞれの全体スタイル。現場のデータは1組だけ持つので、点を1つ足せば全図面に反映され、地番図が何万筆あっても図面を増やしてファイルが膨らむことはありません。切り替えも速いままです。共通なのはデータそのもので、どれを見せるか(表示・非表示)は図面ごとです。
図面によって出すデータを変える:たとえば「図面1では登記所地図と地番図を重ねて確認し、図面2はきれいな測量図にしたいので両方消す」ということができます。まるごと消すなら、登記所地図XML/地番図 は「選んだもの」の「区画・地番」のいちばん上、SIMA は「地図に出すもの」のチェックを外します。一部だけ消すなら、「地図に出すもの」の一覧にある「隠す」(SIMAは 👁)を押します(SIMAは区画ごと、登記所地図・地番図は大字ごと)。どちらも今開いている図面だけに効くので、別の図面へ切り替えれば元のまま残っています。※あとから追加した大字・区画は、これまでどおり全部の図面に表示されます。要らない図面で 👁 を押して消してください。
ボタン:+ 追加=表示設定・表示範囲・用紙を今の図面から引き継ぎ、作図だけまっさらな図面を作ります/⧉ 複製=今の図面をそのまま写します/名前/🗑=この図面を削除(現場のデータは残ります)。
切り替えるときに今の図面は自動で取り込まれるので、切り替え前に保存する必要はありません。全部の図面をまとめて1つのファイルにするので、保存は最後に一度で足ります。なお取り消し(Undo)の履歴は図面をまたぎません。
ご注意:図面を切り替えても内容が残るのは、アプリが一時的に覚えているだけです。自動保存はしていないので、ファイルに保存しないままブラウザを閉じる・再読み込みすると消えます。未保存の変更があると上の左の「図面」に琥珀色の点が付くので、これが出ていたら Ctrl+S か「💾 保存・読込」で保存してください。うっかり閉じようとしたときはブラウザが確認ダイアログを出して止めます(下記)。なおタブを切り替えただけでは「変更あり」になりません(見に行くだけで中身は変わらないため)。
従来の1図面のファイルもそのまま開けます(「図面1」1枚として扱われます)。逆に、複数図面のファイルをモバイル版など図面に未対応の版で開くとその時開いていた図面が表示され、他の図面は保存し直しても残ります。
印刷・書き出し
「🖨 印刷・書き出し」で印刷プレビューを開きます。地図をドラッグ・スクロールして範囲を合わせ、用紙サイズ(A4/A3/A2/A1)・向き・図枠・方位マーク・タイトル・日付・作成者・縮尺・クリック情報を設定できます。
プレビュー内のボタンで、印刷するほか、同じ構図をPNG/JPEG/PDFのファイルとして書き出せます(印刷とはボタンが分かれています)。
バーチャル静岡の航空写真(v2.071)を重ねているときは、写真も紙と画像に写ります。写真が紙の範囲に入るときだけ、右下の白い枠に出典の一行(「出典:静岡県「VIRTUAL SHIZUOKA」オルソ画像(CC BY 4.0・令和3年度計測)を加工して作成」など)が入ります。
成果一覧(表で印刷・CSVで保存)
地図の右下の要約カードにある「表で印刷」と「CSVで保存」は、いま選んでいるものを1つにまとめた「成果一覧」にします(表で印刷=A4横の紙、CSVで保存=表計算ソフトで開けるCSVファイル。どちらも中身は同じで、選ぶ対象も同じです)。出す中身はSIMA出力とまったく同じです——選んだ基準点・一覧に載せた登記所地図の筆・選択中の地番図の筆・選択中のSIMAの区画。表示しているだけのものは出ません。
- 【基準点】 連番/種類/点名/系/X (m)/Y (m)/標高 (m)
- 【区画】 連番/種類/地番/所在/系/点数/求積 (㎡)/摘要。末尾に求積の合計(㎡と坪)が出ます。読み込んだ .sim の区画はファイルごとに小見出しでまとめます。
- 【登記所地図の明細】 所在/地番/精度区分/座標値種別/地図分類/地図種類/縮尺/公図番号/測図年月/地図作成/筆界未定(v2.052 まで「筆の調書」で出していたのと同じ項目です。点数・求積は【区画】の段に出るので、この段では重ねません)。1筆が2枚以上の公図にまたがることは珍しくないので、公図番号は全部並べます(法務局へ地図の写しを請求するときの請求漏れを防ぐためです)。
- 【構成点の座標】 所在/種類/地番/No./点名/X (m)/Y (m)。構成点がとても多いときは、この段を付けるかどうかを確認します。
見出しには日付と件数(内訳つき)が出ます。座標系が混在しているときは⚠ の一行が出ます(X・Y は行ごとの〈系〉でご確認ください)。電子基準点が実際に入るときは承認の一行、登記所地図の筆が入るときは出典の一行が添います。
紙の末尾には、その紙に当てはまる注意だけを並べます(毎回すべてが出るわけではありません)。〈求積〉は図形の座標から計算した参考値で、登記簿の地積(公簿面積)とは一致しません。図根点・座標登録した点は標高を持っていないので〈標高〉が空になります。SIMA の区画は〈所在〉と〈系〉が空です(.sim にその欄が無いためで、X・Yは読み込んだ値のままです)。図根点の〈点名〉は成果表の点名ではありません(座標で照合してください)。【構成点の座標】の〈No.〉は図形をまわる順に振り直した番号で、成果表の点番号とは一致しません。
出す場所は、地図の右下の要約カードの3つ(「SIMA出力」「表で印刷」「CSVで保存」)だけです。v2.052 までは「選んだもの」の中にも「表で印刷」(選んだ基準点だけの表)・「SIMA出力」・「筆の調書を印刷」「CSV」が並んでいて、新しい成果一覧と見比べられるように残してありましたが、成果一覧をそのままお使いいただけることになったので v2.053 で画面から下ろしました(同じ操作が2か所にあると、どちらを押したのか読めなくなるためです)。下ろしたぶんの中身は、すべて成果一覧に入っています——選んだ基準点だけの表は【基準点】の段、筆の調書は【登記所地図の明細】の段(点数・求積は【区画】の段)です。名前の似た「CSV」は2つになりました——「地図に出すもの」の「CSVファイルの読込」は読み込み、要約カードの「CSVで保存」が成果一覧のCSVです。
CSVで保存は、同じ成果一覧を表計算ソフトで開ける形で書き出します。紙と同じく【基準点】【区画】【登記所地図の明細】【構成点の座標】の段に分かれ、段と段のあいだは空行で区切ります(Excel などが段ごとに別の表として読めます)。紙より項目が多くなります——紙は用紙の幅に収める必要がありますが、CSVにはその制限が無いためです。数値に3桁区切りのカンマは入れません(そのまま計算に使えるようにするため。X・Y・標高は小数3桁、求積は小数2桁)。文字コードは UTF-8(BOM付き)なので、Excelでそのまま開いても文字化けしません。見出しの日付・件数・座標系の混在の注意、承認の一行(電子基準点が実際に入るとき)、出典の一行(登記所地図の筆が入るとき)、末尾の注意書きも紙と同じように入ります。ファイル名は、ほかの書き出しと同じ規則で付きます。紙に無い列は4つ——【基準点】に緯度・経度(系を知らなくても他の地図ソフトへ渡せます)、【区画】にファイル(SIMA の区画がどの .sim のものか)、【登記所地図の明細】と【構成点の座標】に連番(【区画】の行番号。これで段どうしをつなげます)。【構成点の座標】の〈所在〉〈種類〉〈地番〉は全行に入ります(紙は先頭の行だけですが、CSVでは並べ替え・絞り込みに使うためです)。構成点がとても多くても、CSVは確認を出さずに必ず全部入れます(紙と違って枚数が増えないためで、座標の一覧こそCSVで欲しいものだからです)。
⚠ Excelでファイルをダブルクリックして開くと、「1-2」「23-4」のような地番が日付に変わってしまうことがあります(Excelの仕様で、CSV側では防げません)。Excelの「データ」→「テキストまたはCSVから」で読み込み、〈地番〉の列を「文字列」に指定してください。〈点名〉〈公図番号〉〈摘要〉にも同じ形の値が入ることがあります。この化け方は、v2.052 までの「筆の調書」のCSVでも同じでした。
何も選んでいないときは、「表で印刷」も「CSVで保存」も同じ案内を出して、紙もファイルも作りません。
SIMA出力
一覧で選択中の点を、SIMA形式(.sim)で書き出します。座標登録した点も対象にできます。点名・座標値(X・Y)・標高が出力されます。登記所地図の筆は、「選んだもの」の一覧に載っている区画だけが画地(結線)として出ます(一覧から外した筆は出ません。外すには、その筆をもう一度クリックするか、一覧の行の「×」、または「全解除」)。
読み込んだ SIMA(.sim)の区画も、「選んだもの」で選択中の区画だけが画地(結線)として出ます(選択していなければ出ません)。点名は読み込んだときの点名で書き戻し、基準点として選んでいる点と同じ座標の点は1つにまとめます(同じ点が2回出ません)。なお .sim には座標系の欄が無いので、SIMA の区画は系不明として扱い、ヘッダーにその旨を添えます(X・Yは読み込んだ値のまま書き戻します)。
文字コードは Shift-JIS(SIMAの慣例)で書き出すため、CADソフトでも文字化けせずに読み込めます。
先頭のヘッダー行に平面直角座標系(例:[第8系])を記載します。選んだ点や筆が複数の系にまたがる場合は警告を表示します(X・Yは各点の元の系の値で書き出されます)。登記所地図の筆は筆ごとの系で見るので、系境をまたぐ市区町村を重ねても取りこぼしません。
ヒント
- 起動直後は地図だけ。必要な基準点をチェックで表示してください。
- ズームアウト時は点がまとまって(クラスタ)表示されます。ズームインで個別表示になります。
- 全国配信の街区基準点・土地活用推進調査・都市部官民基準点は、縮小した状態でも市区町村ごとにまとめた概況(おおよその点数)が表示されます。まとめ表示をクリックするとその範囲へ拡大し、個別の点に切り替わります。まとめ表示は青=街区/白いリング=土地活用/マゼンタ+金枠=都市部官民で見分けられます。
- 左のパネルは、開いている絵をもう一度押すか、パネル右上の「✕」で閉じられます(印刷時は自動で最適化)。
- 右の「スタイル編集」ドックは、見出しを押すと畳めます。地図を広く見たいときは畳んでください(畳んだかどうかは次に開いたときも覚えています)。区画・地番を何も選んでいないときは全体スタイルだけが出て、その下に選び方の案内が出ます。
- Ctrl+C、Ctrl+Y が機能します。機能しないなと思ったら通常モードにしてやってみてください。
- Tab でボタンや入力欄を順に辿れます。いま選ばれているところには枠が出ます(マウスで押したときはボタンに枠は出ません)。左のパネルは開いている間だけこの順番に入ります。