ヘルプ — 街区基準点ビューアの使い方
📖 使い方
🗺 Shape(地番図)の読込

街区基準点・電子基準点の確認、SIMA/登記所地図XML/地番図(Shape)の読込み・表示、測定・注記・製図、印刷・画像/PDF書き出しなど、CADっぽく使えるGISアプリを目指して作りました。街区基準点は静岡県は内蔵、静岡県以外はオンラインで全国に対応しています。地番図(Shape)の読み込みは専用のヘルプタブ「🗺 Shape(地番図)の読込」に、実例つきで詳しく載せています。

画面の構成

  • 地図:画面右上のレイヤー切替で、淡色地図・標準地図・OpenStreetMapと、航空写真(年代別)を切り替えられます。航空写真は地理院タイルで、最新(シームレス)のほか1987-1990/1984-1986/1979-1983/1974-1978/1961-1969/1945-1950年(米軍撮影)/1936-1942年頃(陸軍撮影)の過去写真が選べます。※過去写真は撮影された地域・年代の場所だけ表示され、無い所は白く(無表示に)なります。
  • ヘッダー(上部):❓ヘルプ/💾保存・読込/🖨印刷・書き出し/✦選択点をSIMA出力。
  • サイドバー(左):5つのタブ(基準点・住所検索・データ読込・クリック情報・測定・注記)。中央の「◀」で開閉できます。
  • ステータスバー(下部):読込点数・選択中の数・マウス位置の住所と緯度経度・電子基準点停止状況リンク。

① 基準点タブ

基準点の表示(チェック=表示)

起動時はすべて非表示です。見たい種別にチェックを入れると、その基準点だけが地図に表示されます。地図上の点をクリックすると一覧(基準点リスト)に追加され、SIMA出力や表印刷することが出来ます。種別ごとにマークが色分けされ、選択中の点はオレンジ色になります。

種別のグループ(折りたたみ式チェック)

全国配信の3系統は「全国基準点」としてまとめてあり、▶を押した系統だけが種別を開きます。各グループの親チェックで配下の種別を一括、または種別ごとに個別にオン/オフできます。親チェックは全部ON=チェック/一部だけON=■(半チェック)で状態が分かります。開いておいた系統は次回起動時もそのまま開きます。3系統の取得状況はその下の1行にまとめて表示されます(ONの系統だけ出ます)。

  • 街区基準点(三角点・三角点節点・多角点・多角点節点・補助点)。
  • 都市部官民基準点(三角点・多角点):マゼンタ/ダークシアンの専用色+金色の枠で区別。
  • 土地活用推進調査(三角点〜補助点の5種):街区と同じマークに白いリング付き。

電子基準点・電子基準点付属標:現在国土地理院に公開の申請中のため、このバージョンでは、この2項目は一時的に無効化されており選択できません。この2項目と下記のCSV読込は、一覧の下にある「▶ その他(CSV読込・電子基準点)」を開くと表示されます。電子基準点の座標が必要な場合は、そのCSV読込で国土地理院のCSVを取り込んでください。

🌐 街区基準点は全国対応

街区基準点は全国対応です。

  • ズーム13以上で個別の点が表示されます。それより広域では市区町村ごとのまとめ(概況表示)になります。取得状況は3系統まとめて種別欄の下の1行に表示されます。

CSVファイルの読込

街区基準点及び電子基準点は、G空間情報センター、国土地理院基準点成果等閲覧サービスにより取得しています。足りない基準点がありましたら、ここから読み込んでください。また、CSVファイルを送っていただければこちらで登録致しますので遠慮なく申しつけください。

新たな点を読み込んだ状態で名前を付けて保存をすれば、点情報はjsonファイルに保存されます。

まとめて選ぶ(Ctrl+ドラッグ)

通常モードで Ctrlを押しながら地図をドラッグして囲むと、その中の表示中の基準点をまとめてリストに追加できます(1点ずつクリックする必要がありません)。チェックを外している種別は拾いません。ヘッダーの「✦ SIMA出力(○点)」に今の対象件数が出るので、選び終えたかどうかが画面のどこにいても分かります。

基準点リスト

選択中の点を一覧表示します。「リストを空にする」で選択解除、「表で印刷」で一覧表を印刷できます。

② データ読込タブ(SIMA・登記所地図XML・地番図Shape)

SIMA、登記所地図XML(14条地図)、地番図(Shape)の読込み・表示・編集をまとめたタブです。上部のサブタブで「SIMA」「XML(登記所地図)」「Shape(地番図)」を切り替えます。地番図(Shape)の読み込みは、専用のヘルプタブ「🗺 Shape(地番図)の読込」に実例つきで詳しく載せていますのでそちらをご覧ください。

SIMAファイルを読込

SIMA(.sim)を読み込み、区画を表示します。データに地番情報、結線情報が含まれていればそれも表示します。点だけのデータ(点のみ)も読み込めます。読み込むと自動でこのタブ(SIMA)に切り替わります。

区画/点の一覧

読み込んだ区画を地番で一覧表示します。区画を持たない点だけのデータは「点のみ」としてまとめて表示します。クリックで選択、「全選択」も可能。選択した区画/「点のみ」につき、個別(一括)に描写の編集が出来ます(後述)。

SIMAの表示切替(タブ上部のチェック)

地番・点名・点・結線・点間距離・着色を、読み込んだSIMAデータ全体でオン/オフできます(チェック=表示)。

選択中の表示(選んだ区画・点だけをオンオフ)

区画や「点のみ」を選ぶと、一覧の上に「選択中の表示」チェックが出ます。地番・点名・点・結線・点間距離・着色を、選んだものだけオン/オフできます(全体がオフでも、この区画だけ表示にできます)。↺ 全体に従うで全体設定に戻せます。「点のみ」では点・点名のみ有効です。

SIMAの一括編集(区画/「点のみ」を選んで「一括編集」)

  • スタイル:点の大きさ・色、線の種類(実線/点線/一点鎖線)・太さ・色、区画の着色、文字(地番/点名/点間距離)の大きさ・色をまとめて変更。
  • 点のみ:区画を持たない点だけのデータは、点と点名の大きさ・色を調整できます。
  • プリセット:よく使う設定を名前を付けて保存し、他の区画へ適用できます(プロジェクトファイルにも保存されます)。プリセット欄は線・円・文章・シェイプ・印刷設定・地番図・SIMAのすべてで同じ「適用/保存/削除」に揃えてあります。
  • 文字の個別編集:地図上の点名・点間距離をクリックすると、文字・文字サイズ・角度・文字色・背景色を個別に変更できます(注記と同様)。地番は文字の変更・削除。いずれもドラッグで移動できます。「点のみ」の点名ラベルもドラッグ移動・個別編集できます。

登記所地図XMLを読込(サブタブ「登記所地図XML」)

法務局の登記所備付地図データ(14条地図)のXMLを読み込み、筆(区画)を地番付きで表示します。公共座標系のみ表示できます(任意座標系のファイルは緯度経度の基準が無いため読み込めません)。地番ラベルは読込直後からドラッグで移動できます。

  • 区画をクリックで一覧に追加:地図上の区画をクリックすると一覧に追加され、SIMAと同じように色や地番ラベルを編集できます。再クリックや「全解除」で一覧から外れますが、編集内容(色・求積・点間距離・ラベル位置など)は地図に残ります(各行の「×」で完全に削除)。
  • 選択中の表示:選んだ区画ごとに 地番・結線・着色・点間距離・求積(面積) をオン/オフできます(着色・求積・点間距離は既定オフ)。
  • SIMA出力:一覧に表示した区画は、ヘッダーの「選択点をSIMA出力」で地番・各筆界点の座標をSIMA(画地)として書き出せます。

③ 住所検索タブ

住所を入力して検索すると地図を移動します。検索履歴も残ります。表示されたマーカーはドラッグで位置を微調整できます。

④ クリック情報タブ

地図上を Shift + クリックすると、その地点の緯度・経度・標高・縮尺係数・平面直角座標(X・Y)を表示します。

系(1〜19系)は緯度経度から自動判定のため、行政界での区割りではありません。県境などでは系が違う場合があると思いますので、プルダウンで系を変更してください。各値はコピーボタンで取得できます。

クリック情報を取得した状態で「この場所のストリートビューを開く」をクリックすると、ストリートビューが別tabで起動します。当然ですが敷地内にクリック情報を取得してもストリートビューは正常に起動しません。道路のクリック情報を取得してください。

GNSS測量計画のために、GNSSPlanningのリンクを貼っています。クリック情報で取得した緯度経度(右のボタンでコピー出来ます)を貼りつけ、使用してください。

クリック情報のマークとは別に、お馴染みの赤いピンを設置することが出来ます。目印にお使いください。

⑤ 測定・注記タブ

地図上のミニツールバー:通常モード以外に切り替えると、地図の右下に〔モード名|↶取り消し|↷やり直し|🧲スナップ|📏距離表示|✓確定|✕終了〕の小さなバーが出ます。サイドバーを「◀」で畳んだままでも作図・取り消し・終了ができます(印刷や画像・PDFの書き出しには写りません)。

右側の編集パネル(区画の管理)は、見出しの「×」で閉じられます。閉じると画面右端に「◀ 区画」のタブが出るので、そこからいつでも開き直せます。「📌」でピン留めすると、測定・注記など他のタブへ移動してもパネルが開いたままになります(ピン留めは次回起動時も維持されます)。

基本は左クリックで決定・右クリックで解除です。通常モード以外を選んでいるときに右クリックすると通常モードに戻ります。線・円・図形は近くの基準点にスナップし、各要素はクリックで編集・ドラッグで移動Ctrl+ZCtrl+Y の取り消し・やり直しに対応します。

Esc キーでも戻れます。押すたびに「①開いている編集ポップアップ→②範囲選択→③描きかけの図形→④モードそのもの」の順に1段ずつ解除します。今どのモードかは画面下のステータスバーに緑のチップで表示され、チップをクリックしても通常モードに戻れます(サイドバーを畳んでいても分かります)。取り消し・スナップ・操作の説明はタブ上部に固定表示されるので、下までスクロールしても隠れません。

  • 通常モード:選択ツール。Shift+クリックでクリック情報を取得。Ctrlを押しながらドラッグで範囲選択→まとめて移動・削除もできます。
  • 2点間距離:2点をクリックして距離を一時表示(保存されません)。
  • 求積:左クリックで多角形を作り(右クリックで前点解除)、ダブルクリック又は Enter で確定して面積(m²・坪)を表示します。「図形を残す」をONにすると多角形が保存され、面積ラベルはドラッグで移動・単独で削除できます。
  • 線を引く:上部の「種類」で3種から選べます。
    • 単線分:2点で直線。点間距離の表示ON/OFF、数字の大きさ・背景色・「背景なし」を設定できます。
    • 2点四角形:対角2点で四角形。塗りつぶし(半透明)のON/OFFと塗り色を選べます。
    • 連続線:クリックで点を繋ぎ、ダブルクリック/Enterで確定(右クリックで前点解除)。「閉じる(多角形にする)」で多角形化+塗りつぶし、各辺に距離も表示できます。
    線の種類(実線/点線/一点鎖線/矢印)・太さ・色、端点(クリック点)の表示ON/OFFも選べます。
  • 円を描く:中心→円周の2点で描きます。半径を入力し「半径で円を描く」をONにすると、クリックした場所にその半径の円を1クリックで描けます(半径は自分で消すまで残ります)。塗りつぶし(半透明)のON/OFFも可能。
  • 消しゴム:表示中の線・円・図形・文章・ラベル(SIMA/XML/地番図の地番等)をクリックするだけで削除。基準点や点(ドット)は消えません。
  • 文章を追加:入力欄に文章を入れるとカーソル位置にプレビュー表示され、クリックで配置(続けて配置可)。文字サイズ・色・背景色、「背景なし」(透明)を選べます。
  • シェイプを追加:丸・三角・四角・ダイヤ・バツなどの図形を配置(大きさ・枠色・塗りつぶし)。
  • 座標登録:地図クリック又は座標値(緯度経度/平面直角座標)の入力で新しい点を追加。登録点は「基準点」タブの「🗑 点削除」で点自体を削除できます(「リスト」は一覧から外すだけ)。SIMA出力の対象にできます。

配置済みの線・円・四角形・連続線・円などはクリックするとポップアップが開き、種類・太さ・色・塗りつぶしを後から変更できます。各種スタイルは「プリセット」として保存・呼び出しでき、最後に使った設定は次回起動時にも復元されます。「🧲 スナップ」「📏 線の距離表示」はボタンで一括ON/OFFできます。

保存・読込(💾)

名前を付けて保存:作業内容(読み込んだ点・注記・スタイル・表示中の地番図など)を1つのファイルにして保存/復元できます。別の端末・ブラウザでも開け、共有もできます(対応ブラウザでは保存先も選べます)。

ファイルを開く/上書き保存:「📂 ファイルを開く」で既存ファイルを読み込むと、開いているファイル名がヘッダーとダイアログに表示され、「⤓ 上書き保存」でそのファイルへ上書きできます(Chrome/Edgeでは同じファイルに直接上書き)。

前回の続きから:起動直後、前に開いていたプロジェクトがあると画面上部に「↺ 前回のプロジェクトを開く:〔ファイル名〕」が1本出ます。クリックすればそのまま再開でき、不要なら「×」で閉じられます(Chrome/Edgeではファイル選択なしで直接開きます)。

ヘッダーのファイル名と Ctrl+S:ヘッダーには、ファイルを開いているとき保存していない変更があるときだけ表示が出ます(何もしていない起動直後は出ません)。開いていればファイル名、変更があれば先頭に「●」が付いて琥珀色になります(未保存のファイルなら「● 無題」)。クリックすると保存・読込が開きます。Ctrl+S でそのまま上書き保存でき(ファイル未指定のときは保存・読込ダイアログが開きます)、保存すると●が消えて結果が画面右上に数秒表示されます。

保存・読込ダイアログは📁 ファイル/📸 スナップショット/🎨 プリセットの3つのタブに分かれています。

スナップショット(📸タブ):このパソコンのこのブラウザ内に日時・サムネイル付きで瞬時に保存します(最大10件)。手軽ですが、同じ端末・同じブラウザでのみ開けます。キャッシュのクリアやアプリ更新で消えることがあるので、共有・長期保存はファイル方式を使ってください。

スタイルプリセットのバックアップ(🎨タブ):各ツールで保存したプリセット(線・円・文章・シェイプ・SIMA一括編集・印刷設定)は、この端末のブラウザに自動保存されています。キャッシュ削除やパソコンの入れ替えに備えて、全プリセットを1つのファイルに書き出し/読み込みできます。作業データ(プロジェクト)とは別のファイルで、読み込むと今のプリセットに統合されます(同名は上書き・他はそのまま残ります)。

印刷・書き出し(🖨)

「🖨 印刷・書き出し」で印刷プレビューを開きます。地図をドラッグ・スクロールして範囲を合わせ、用紙サイズ(A3/A4)・向き・図枠・方位マーク・タイトル・日付・作成者・縮尺・クリック情報を設定できます。

プレビュー内のボタンで、印刷するほか、同じ構図をPNG/JPEG/PDFのファイルとして書き出せます(印刷とはボタンが分かれています)。

SIMA出力

一覧で選択中の点を、SIMA形式(.sim)で書き出します。座標登録した点も対象にできます。点名・座標値(X・Y)・標高が出力されます。

文字コードは Shift-JIS(SIMAの慣例)で書き出すため、CADソフトでも文字化けせずに読み込めます。

先頭のヘッダー行に平面直角座標系(例:[第8系])を記載します。選んだ点が複数の系にまたがる場合は警告を表示します(X・Yは各点の元の系の値で書き出されます)。

電子基準点 停止状況

画面下部のリンクから、国土地理院の「電子基準点 停止状況」ページを開けます。
https://terras.gsi.go.jp/denshi_teishi.php

ヒント

  • 起動直後は地図だけ。必要な基準点をチェックで表示してください。
  • ズームアウト時は点がまとまって(クラスタ)表示されます。ズームインで個別表示になります。
  • 全国配信の街区基準点・土地活用推進調査・都市部官民基準点は、縮小した状態でも市区町村ごとにまとめた概況(おおよその点数)が表示されます。まとめ表示をクリックするとその範囲へ拡大し、個別の点に切り替わります。まとめ表示は青=街区/白いリング=土地活用/マゼンタ+金枠=都市部官民で見分けられます。
  • サイドバーは中央の「◀」で隠せます(印刷時は自動で最適化)。
  • CtrlCCtrlY が機能します。機能しないなと思ったら通常モードにしてやってみてください。
◀ 区画
🗺 登記所地図
🛰 電子基準点停止状況 読込点数:0 選択中:0